はじめに

これはとあるパーク内での出来事です。

こんな何気ない風景が、

こんなイメージ写真になりました!!

こんな写真、撮れるようになりたいと思いませんか?

SNSの普及で撮影ユーザーが急増!

 

 

 

いま、ディズニー写真がブームです!

 

7年近くに渡り、ディズニーランドでキャストをやっておりましたが、一眼レフカメラの低価格化によって、パーク内で写真撮影する人が増えてきていることを強く感じています。

 

一方で、多くのファンの方が、「なんとなく」構図を決め、迷う事無くシャッターを押してしまっているようです。

もっと試行錯誤し様々な事に挑戦してみれば、もっと写真が良くなるのに、すぐに結論を出してしまって満足している状況がとても残念です。

また、イメージ写真を撮ることも、写真の醍醐味なのに、パレードやキャラクターにしか興味が無いという事も大変嘆かわしく思います。

 

どうしてそんな状況なのか分析すると、ディズニーの写真の撮り方に特化したノウハウが確立していないことが原因なのではなないかという結論に至りました。

これからの記事には、私がディズニーキャストをやってきた目線や、数年間のカメラノウハウを、様々な作例を使用して、出し惜しみなくまとめていきます。

時には、常識はずれな話と思われるかもしれませんが、実際にシャッターを押してみて、より良いと感じたことなのです。

 

私のディズニーライフにおけるノウハウを詰め込んだ記事を、これからディズニーで写真を撮っている、あるいはこれから撮り始めようと思っている、あなたへの分かりやすいバイブルとして、お役に立てたら幸いです。

 

写真を撮る前に、知っておくと便利なカメラの知識を解説していきます。

特別難しいことでもなく、仕組みを理解することで、写真の表現は大きく広がります!

この記事はとても長いですが、何度も見返して、重要なポイントを吸収していってほしいなと思います。

 

自己紹介はこちら↓

ひろめま!とは【2019年2月更新】

「シャッター半押し」と「露出補正」

デジタルカメラやミラーレスカメラが普及して、シャッターを押せば誰でも写真を撮れる時代になりました。

しかも、液晶モニターで撮影した写真がすぐに確認できるようになり、フィルム時代から写真を撮影していた人にすると、とても便利になり、写真が身近になったと思います。

 

しかし一方で、写真やカメラの事について深く考えないで写真を撮る人も多くなってしまったのもまた事実です。

ただシャッターを押して写真を撮るのではなく、自ら意図して思い通りの写真を撮れた方が、もっと楽しいと思います。

 

だからといって、カメラの仕様や操作方法、細かい知識まですべて覚える必要は全く無く、自分が使用しているカメラの機能を最低限覚えていれば良いと思います。

カメラの取扱説明書は分厚いので、プロでさえ隅々まで読む人は少数派なのでは無いかと思います。(ただ、カメラの説明書を読むことは上達の近道であることは否めません。)

写真を撮る上で、最低限おさえるべきポイントを、まとめますので、取扱説明書は状況に応じて関連する場所は目を通し、知識を深めていって欲しいと思います。

また最近は、取扱説明書を優しく噛み砕いたムック本も多数販売されているので、是非手に取ってみてください。

 

殆どのカメラは、シャッターボタンを半押しすると、ピントや露出を計算してその答えが出た後に、シャッターが切れるようになっています。

そのため、撮りたい瞬間にシャッターを押したのでは間に合いません。

ですから、シャッターボタンを半押しするとどうなるかは、絶対に理解して下さい。

具体的な操作方法《シャッター半押し》

1 まず最初に構図を決める

2 シャッターボタンを半分押す。これでピント(焦点)が合い、露出も決まる。

3 構図を微調整する場合は、シャッターボタンを半押ししたまま、構図を調整する。

4 シャッターを全押しすると写真が撮れる

 

文章で書くと長くなってしまいますが、操作は意外と簡単で、1秒もかかりません。

露出については、次回の記事で解説します。

ポイント

・シャッターボタンを半分押すと、ピント(焦点)が合い、露出も決まる。

・シャッター半押し状態を維持すると、ピントと露出は変わらない。構図の微調整が可能。

露出とはなにか?

露出とは、簡単に言うと、写真を撮るときに取り込まれる光の量のことを言います。

人間の目も、目の前が明るいときや暗い時など、状況に応じて取り込む光の料が調節される仕組みになっており、カメラは、その部分の名称を絞りといいます。

光の量は絞りとシャッターの速度で決定され、それにISO感度を組み合わせた結果、写真の明るさが決まります。

 

光の量=絞り+シャッタスピード+ISO感度の組み合わせ

 

基本的に人間の目は、常に白いものを白く、赤いものを赤くみることができますが、カメラで写真を撮影した際に、明るすぎず、暗すぎない適正な明るさの写真を、「適正露出」といいます。

なお適正露出は、写真を撮影する際に必ずも「こうでなければならない」といったことはなく、面によって、あるいは人によって適正露出が異なることもあります。

 

露出は「あえてオーバーあるいはアンダーにする」こともありますので、必ず適正値が良いとは限りません。

具体的に露出オーバーにした作例はこちらです。

 

こちらは、パーク内の風船を下から見上げて撮影したもので、カメラが判定する露出値よりも明るくなるように設定を変更しています。

このように、カメラかカメラが示した露出の値を捕り手が意図的に変更することを、露出補正といいます。

 

カメラが判断した露出が必ずしも最適とは限りません。

あなたが撮りたい明るさに補正して撮ることこそが、本当の「適正露出」なのです。

これを覚えておけばあなたの写真の表現の幅は大きく広がることでしょう。

 

具体的にな作業としては、

1 シャッター半押しでピントと露出を合わせて写真を1枚撮る

2 試し撮りした写真を確認し、補正するかを判断

3 暗ければ+補正し、明るければ−補正する

4 補正したら再度撮影し、改善されているればOK




露出の設定方法は深い

露出の設定モードは、P(プログラムオート)、T(シャッター優先)など、様々なモードが有りますが、いきなりそれらの用語を覚えようとするのは大変なので、まずは難しい事を考えず、P(プログラムオート)から挑戦し、慣れてから様々なモードに挑戦してみて下さい。

後の記事に後述しますが、シャッターを半押しすると露出とピントを両方合わせる事ができますが、特定のボタンを押してピントのみを合わせる方法もあります。

これを親指AF(オートフォーカス)といいます。言葉だけでも聞いた事が有る、程度にしていただければ幸いです。

ポイント

・光の量=絞り+シャッタスピード+ISO感度の組み合わせ

・カメラで写真を撮影した際に、明るすぎず、暗すぎない適正な明るさの写真を、「適正露出」という。

・明るすぎると「オーバー」、暗すぎると「アンダー」という。

適正露出に解は無く、撮りたい明るさに補正して撮ることこそが、本当の「適正露出」である。




インスタで話題の「#カチューシャハート」

カチューシャを使ってハートを作ろう!

おすすめはダッフィーとシェリーメイの組み合わせ。

東京ディズニーシーパーク内「ガッレリーア・ディズニー」で、各1,300円で販売しています。

彼との思い出にいかがですか?




少し工夫するだけで印象の変わった写真が撮れる!

こちらは、TDSのロストリバーデルタで撮影したものです。

望遠レンズと、露出補正と高速シャッター(1/6000)を組み合わせて撮影しています。

撮影した場所はこちら。こちらはCanon EOS7D Mark2 の「HDR」という機能を使っています。

こちらが普通に撮影した写真。水の部分を焦点距離約400mmで撮影しています。ディズニーで撮影した写真とは思えないですよね!?

 

また、こちらの写真はどうでしょう。

水は超高速シャッターで撮影すると、不思議な仕上がりに撮影されるので、ぜひ覚えておいて下さい!

一見すると何気ない光景でも、カメラの機能を組み合わせることで、不思議な世界を写し止めることができるのです。




テーマ「水」 何気ない景色を「望遠レンズ」で拡大してみよう

ディズニーパーク内にある、何気ないものを望遠レンズで拡大しただけで、とても綺麗な写真に仕上がります。

特に「晴れの日」の「水」はキラキラと反射して光る事が有るので、よ〜く観察して下さいね!

こちらは、ディズニーシー入ってすぐにある地球儀オブジェで撮影したものです。

シャッター速度を高速に設定して撮影するだけで、とても冷たそうな水の印象に仕上がりました。(3枚目)

一方4枚目はシャッター速度をスローに設定して撮影しています。

このようにカメラは、シャッター速度を少しかえるだけで、肉眼では見る事の出来ない世界を表現することが可能なのです。




まとめ

長くなりましたが、写真を撮影する上で基本となる知識や、

様々な表現方法が存在することをお話しさせて頂きました。

他の記事にも様々な写真のノウハウをまとめておりますので、是非参考にして下さいね!

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